No.6『腎臓病』
透析患者が最近増加していると言われますがその理由は?腎臓病とローヤルゼリーの関係についても教えてください。
(東京都・女性・67歳)

透析は、慢性腎炎の患者が腎不全を起こした場合に行う治療法です。人工透析器は近年になって現れた治療法です。透析は腎臓移植をしない限り、一度はじめると、いつまでも続けなければなりません。腎不全の死亡率が減った代りに、透析患者は増える一方であります。透析患者が増えているのはその理由です。

糖尿病でも、長く続くと高血圧症になり、やがて腎臓病が起こって慢性化し、腎不全になります。糖尿病に、ローヤルゼリーを用いていると、高血圧や腎障害のような合併症を減少させることがあります。糖尿病による腎障害に対して、ローヤルゼリーは予防的役割を果たしているといえます。

腎炎のときは、蛋白尿・高血圧などの症状が主であり、ネフローゼのときは浮腫・蛋白尿が主となります。ネフローゼで浮腫がどんどん強くなり、尿がほとんど出なくなった患者がいました。容体が悪くなり、医者から見放されてしまった時に、たまたま手元のローヤルゼリーを用いたところ、その夜から尿がドンドン出はじめました。全身土座衛門のようにブクブクしていた浮腫が、急速に引いていって、しばらくして浮腫は全く認められない健康時の状態に戻りました。と共に心臓も正常化し、臨終の危機から完全に脱したという報告を、病人だった本人の口から聞いたことがあります。

生体の細胞膜は、カリウムやナトリウムなどの電解質を取り入れたり、また出したりして、細胞の機能を調整しております。しかし、細胞膜の機能が悪くなると、細胞膜の出し入れする作用が止まってしまいます。腎臓病になりますと、腎臓細胞の機能が悪くなり、水分の腎臓通過を妨げるために、尿量が減っていきます。はなはだしいときは、ほとんど無尿になります。反面、腎臓の血管細胞は血液の中の蛋白質を通すようになり、これが尿中に漏れていって、蛋白尿となるのです。また体細胞の方でも、細胞膜の働きに異常がおこり、カリウムやナトリウム出し入れができなくなって、細胞と細胞との間に水がたまり、体の表面に浮腫となって現れるのです。浮腫が強くなると、心臓の細胞膜の働きが弱ってきます。心衰弱の症状が現れると、医師は家人に危篤状態ですと告げるようになります。

ローヤルゼリーを飲んで、この危篤状態から脱したという事実は、ローヤルゼリーが弱った細胞膜の働きを強め、正常に戻したものと考えられます。

例えば、菜っぱを陽なたに出しておくと、ドンドンしおれていきます。放っておくと枯れてしまいますが、その前に、冷たい水をかけてやりますと、元の生き生きした状態に戻り、シャッキリします。これは葉っぱの細胞膜の衰弱が冷水によって蘇ったのだと考えます。

腎臓病による危篤状態が、ローヤルゼリーで好転したということは、いわば日射しで枯れかけた菜っぱが、冷水で蘇るのと同じ理屈といえます。

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