健康質問箱
No.4『脳卒中・脳梗塞・脳血栓』
脳卒中の後遺症に、ローヤルゼリーが良いとききますが、どうしてですか?また、最近特に多い脳梗塞や脳血栓の起こる原因についても教えてください。
(青森県・男性・65歳)

血栓や栓塞によって、脳出血を起こすこともある。

高血圧が続くと、脳の血管が硬化して血管がもろくなります。このもろい血管に高い血圧がかかると、血管が破裂して、脳出血を起こします。また、血管の硬化が血管壁におよびますと、そこに血栓(血のかたまり)ができて、血管をつまらせてしまいます。これを脳血栓といいます。つまってしまいますと、その先に血液が供給されなくなり、その部分は死んでしまいます。この状態を脳軟化といいます。また、心臓の中で血液が凝固してしまうことがあります。この固まった血液が血管の中を流れて、脳の袋小路の血管にひっかかって、血管をふさいでしまいます。これを脳栓塞といいます。栓塞の場合でも、脳軟化が起こります。

血管が破裂して出血すると、めまい・頭痛・嘔吐・ケイレン症状が現れる。

この血栓や栓塞になったときに、血管が破裂して脳出血を起こすこともあります。動脈硬化によって起きた脳出血のときは、突然にめまい・頭痛・嘔吐・ケイレンなどの症状が現れ、意識が無くなります。重いときは昏睡状態になり、数字間ないし数日で死亡することもあります。しかし、多くの場合は発作から数日後には意識がもどりますが、手や足の麻痺、言語障害を残すことになります。この状態を、脳卒中後遺症といいます。また、脳血栓や脳栓塞の発作だけでは、それほど意識障害はなく、死亡することもありません。しかし、血栓や栓塞のあとの軟化症は、手や足の麻痺、左右どちらかにかたよった感覚障害(しびれや知覚障害)などがのこります。

後遺症による障害は次第に回復するものの、運動神経の回復はおそい。

脳出血後遺症による障害は、次第に回復しますが、運動神経においては健康人のような反射運動ができてません。たとえば、走ってくる自動車があっても、「自動車を発見、それきたぞと頭で考える、それから前を見つめておもむろに足を前に踏み出す」というふうに、動作がのろくなります。このように、運動障害の回復はのろのろですが、それでも身辺自律(自分のことは自分でする)ができるようになるのです。そこで、病院などではできるだけ早く機能回復(リハビリテーション)をするようになってきました。

ローヤルゼリーには整体能力があり、発作後の機能回復を早めてくれる。

ローヤルゼリーには整体能力があります。整体能力とは、私たちが病気のときは身体の健康の回復をはかり、健康のときは身体全体の調整をはかって、より健康な状態に押し上げようとするもので、本来人間には備わっている能力といわれています。この整体能力のあるローヤルゼリーを使用することで、脳出血の後遺症からの回復がはかられることになります。特に、運動障害に対して、機能回復が早まることが、認められています。

脳出血や脳血栓などの後遺症の場合は、発作後できるだけ早い時からローヤルゼリーを使うのがよいでしょう。

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